格安航空券の魅力はなんといっても「安い!」これ以外にありません。
この安さの理由は、航空券自体の安さもありますが、「自分で調べる」「自分で手配する」というところによるものが大きいです。
しかし実際に格安航空券を買う段階になって、



といった壁にぶちあたり、結局格安航空券を買うことを諦めてしまう人もいます。
しかし格安航空券を購入するのは、そんなに難しくありません。
そして格安だからといって「品質に問題がある」などといったことも一切ありません。(少なくとも私の経験では)
たとえば旅行会社で手配してもらうような航空券は、格安航空券を自分で手配するよりも何倍も高いこともあります。
その分を節約できたら、せっかくの旅行をもっと楽しむためにお金を使うことができますよ。
今回は「初めて格安航空券にチャレンジする!」という人のために、格安航空券を購入する時に知っておくべきこと、気をつけるべきことをまとめてみました。
もやもや解消して、安心して格安航空券をゲットしてくださいね。
この記事のもくじ
注意レベルNo.1 - 「自分で乗り換え」には気をつける!
こちらは一番に気をつけたいところです。
格安航空券は格安なので、もちろん直行便などではありません。
たとえば日本からフランスへ行く場合、「中国で乗り継ぎ」だったり、「ロシアで乗り継ぎ」だったりと、どこか他の国を経由するということがほとんどです。
乗り継ぎはちょっと面倒ですが、乗り継ぎがあることで10万円も20万円も安くなることもあり、私は喜んで利用しています。
乗り継ぎといっても「預け入れ荷物」(大きなスーツケースなど)は次の便へ載せてくれるため、自分がすることといえば、乗り継ぎの空港で次の飛行機を待つだけです。
しかしたまに「自分で乗り換え」(self transfer)などといった航空券が出てきます。
これは、預け入れ手荷物の載せ替えをしてくれない=自分で全部やる!ということです。
たとえば日本から中国で乗り継ぎしてフランスへ行く場合、中国で一度預け入れ荷物を回収して、次の飛行機に預け入れる手続きをしなければならないのです。
また、乗り継ぎする国へ「入国」し、そしてすぐに「出国」をすることが必要になります。
乗り継ぎ時間が十分にあるのならばまだ良いですが、この荷物の回収や搭乗手続き、空港内の移動だけでも余裕で1時間以上はかかってしまいます。
「自分で乗り換え」はたしかに魅力的な格安っぷりですが、そのぶん時間も手間も伴うことを考えて、値段と相談してみましょう。
注意レベルNo.2 - 乗り継ぎ時間は最低2時間以上
乗り継ぎ時間は、慎重に慎重を重ねるべきポイントです!
空港での手続きはスムーズに進まないこともあるし、1時間や2時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
たとえ「自分で乗り換え」ではないとしても、乗り継ぎ時間は最低2時間以上はあるものにしましょう!
私も以前飛行機が2時間以上遅れたことがあり、乗り継ぎがギリギリになってしまって相当焦った経験があります。そのことから乗り継ぎ時間はいくらあっても不安だったりするのですが、考えてもきりがありません。
乗り継ぎ時間は最低2時間以上、心配な人は3時間以上あるものを探してみてください。
注意レベルNo.3 - 空港変更に要注意!
よく見ないと見落としてしまう可能性があるのが、「空港変更」です。
たとえば「到着はA空港」で「出発はB空港」などという場合です。
もちろん同じ国ですが、空港間の移動時間も考えなければならないし、入国出国の手続き、預け入れ荷物の回収と再度の預け入れ、搭乗手続きなど、面倒なことしかありません。

他の航空券と比べて「破格で条件も悪くない…」という場合は、もしかしたら空港変更という罠が潜んでいるかもしれないので、ご注意を…。
到着する空港と出発する空港が同じかどうか、よく確認しましょう!
おまけ1 - 航空会社に迷ったらマイルで選ぶ
格安航空券サイトを見ていると、実にさまざまな航空会社があることがわかります。
ほとんどが今まで見たことも聞いたこともないような航空会社でしょう。
しかしもしもいまJALやANAのマイルを貯めているのであれば、マイルを貯められることを基準にして航空会社を選ぶのも悪くありません。
たとえばJALの場合はこちらの航空会社と提携しているため、利用によってJALマイルを貯めることができます。詳しくはこちらから。→「JALマイル提携航空会社一覧」
対してANAのマイルは、提携会社がとても多いのでリンクから確認してみてください。→「ANAマイル提携航空会社一覧」
ちなみに私はANAマイラーです!特に狙ったわけではないのですが、運良く提携航空会社の便をよく利用することになり、格安航空券でもマイルが貯められる…!ということにある時気付いて感動しました。
今では複数の航空会社で悩む場合は、マイルが貯められるかどうかで選ぶようになりました。
ここでちょっとおまけ
私がこれまで利用した格安航空券で、サービスも条件も良くてANAマイルも貯めることができた航空会社をご紹介しておきます。(JALマイラーの方には、ごめんなさい)
- ANA(全日空)
- ルフトハンザ ドイツ航空
- 中国国際航空
- トルコ航空

私はこれらの航空会社に良い思い出しかありません。
航空会社の品質が気になる場合は、ネットの口コミを参考にするのも良いです。
ですが、どの航空会社にも良い口コミと悪い口コミがあり、悪い口コミほど気になってくるものです。
あまり気にしすぎると、きっとどの航空会社も嫌になってくるので、ほどほどにして決めてしまいましょう。
おまけ2 - 表示金額よりも高くなることがある
格安航空券をまとめているサイトは「スカイチケット」「トラベルコ」「エアトリ」「スカイスキャナー」などたくさんありますが、中には表示金額よりも最終的な決済金額が高くなることがあります。
一覧画面では手数料の表示をしていないで、購入に進み始めてから現れるという仕組みです。
このことを考えると「たくさん探した中で一番安かった航空券」が、実は他のサイトで買うほうが安かったということもあります。
これについては私が厳選して行き着いた秀逸サイトがあるため、のちほどご紹介したいと思います。
おまけ3 - 良いチケットが見つかったら即買う!粘りすぎ禁物
格安航空券は販売されはじめるタイミングを狙うとかなり安く買えることがあります。
かなり格安な上に、時間的な条件も乗り継ぎなどの条件も完璧!といったような航空券に出会えることがあるのです。
そんな時は、一刻も早く購入するべきです。
その航空券を「かなりいいじゃん」と思っている人は他にもいます。
ちょっと悩んでいる間に、ものの数分で理想的な航空券が売り切れになってしまうという瞬間を、私は何度も経験してきました…。
ということで、ある程度比較検討する時間は必要ですが、「もっと良い条件の航空券が出てくるかも」「もっと安くなるかも」と待ちすぎるのは逆効果です。
また、格安航空券は基本的に出発まで3ヶ月を切った時点でどんどんと金額が上がり始めます。
遅くとも1ヶ月前までには航空券をゲットしておきましょう。
私的おすすめは絶対スカイスキャナー!
格安航空券を自分で探し始めて早10年が経ちました。
そんな私がいろいろな格安航空券サイトを利用してみて行き着いたのが、スカイスキャナーです!
2020年1月追記
現在はスカイスキャナーよりもトラベリストがオススメNo.1になりました。
ご参考までに、詳細はこちら。
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TRAVELIST(トラべリスト)で格安航空券を買う方法!画像解説
国内でも海外でも、格安航空券を購入するのにはトラベリスト(TRAVELIST)をオススメします! これまではスカイスキャナーが自分的にベストでしたが、チケット予約されていないトラブルが多 ...
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スカイスキャナーであれば、前述してきたような不安要素がすべて解消されます。
たとえば注意レベルNo.1の「自分で乗り換え」については、一覧画面でわかりやすく記載されています。↓
注意レベルNo.2の「乗り継ぎ時間」についても、詳細画面がわかりやすいのがポイント。↓
注意レベルNo.3の「空港変更」についても、このように一覧で確認できるので大丈夫。↓
これらを踏まえた上で「安いほうがいい!」ならそれを選べば良いし、手間や不安を感じるようならこれらの記載があるものを避ければ良いだけです。
格安航空券を自分で探して購入するのは、難しいことではありません。
ただちょっとしたコツや気をつけるべきことを知っておけば、より良い活用法ができるというもの。
私の失敗談やこれまでの経験をもとにまとめてみました。(少しでもお役に立てれば光栄です!)
私もこれから、3ヶ月後の格安航空券を探し始めます!
