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フランスで仕事する際の必要書類と注意点など!(用語解説も)

 

これからフランスで仕事をしたい人へ向けて、準備しておくべき必要書類注意点、色々あってわかりにくい用語の解説などをまとめました。

よく知らないまま仕事を始めてしまうと悪質な雇用主にあたってしまったり、移民としてのフランス滞在資格にも影響が出てしまうので、基本を知っておきましょう。

 

フランスで仕事する際の必要書類

フランスで仕事する際に必要になる書類は主にこちらです。

フランスで仕事する際の必要書類

  • CV(履歴書)
  • Lettere de motivation(志望動機書)
  • Titre de séjour(滞在許可証)
  • Sécurité social(社会保険)
  • 住所証明
  • 銀行口座番号

履歴書と動機書は面接時に、その他は契約をするにあたって必要になります。

注意点などひとつずつ見てみますよ!

 

CV(履歴書)

フランスの履歴書も書くべき内容が決まっていますが、日本の履歴書とはかなり違います。

たとえばこんな感じ

 

書くべき内容はこのようになっています。

CVに書く内容

  • Nom / Address / Mail / Tel(氏名、住所、メール、電話)
  • Formation(勉強したこと・学歴)
  • Expérience professionnelle(職務経験)
  • Compétances(能力・資格)
  • Centeres d'intérêts(興味関心・趣味)

写真は貼っても貼らなくてもよし、年齢性別も必須ではありません。

CVの書き方はこちらに詳しくまとめたのでどうぞ。

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Lettre de motivation(志望動機書)

Lettre de motivationは、

「ここで働きたいです!」「私を雇えばこんなメリットがあります!」

といったようなお手紙です。

これにも書き方に礼儀作法があるので、詳しくは別記事で解説します。

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Titre de séjour(滞在許可証)

Titre de séjourの形はパスポートに貼られているタイプもあれば、滞在年数によってはカードの場合もあります。

私はまだ来て間もないため、パスポートに貼られているVISA(※労働許可のあるVISAであること)のコピーを提出しました。

ただしVISAだけだとOFIIに申請済みであることが分からないため、OFIIに移民申請済みであることを証明する書類があると完璧です。

OFIIへの申請はインターネットでできます

インターネットで必要事項を記入して税金を支払えばすぐに

「Confirmation de la validation de l'enregistrement de votre visa long séjour valant titre de séjour」

という書類がメールで送られてきますし、もし失くしてもサイトにログインすればいつでもダウンロードできます。

滞在許可証の注意点

  • 「AUTORISE TRAVAIL」と記載のあるVISA
  • OFIIに移民申請済みであることを証明する書類

※カードタイプの滞在許可証を持っている場合は、両面コピーでOKです。

フランス人との結婚で移住されてきた方は、こちらの記事も参考にしてもらえると思います。

OFIIでの手続きなども解説してます
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Sécurité social(社会保険番号)

こちらがちょっと厄介デス…。

なぜならフランスに3ヶ月以上住んでいないと申請ができないこと、申請しても発行までに時間がかかること、などがあるからです。

ちなみに私も申請後1ヶ月経ちますが音沙汰なしです。

しかし仕事をする上でSécurité socialへの加入は必須なので、必要書類と共に雇用契約書のコピーを提出すれば仮番号発行=申請済みということにしてもらえます。

私の雇用主いわく、番号がなくても「申請した日時が重要」だそうです!

もし仕事中に大怪我するなどして治療が必要になったとしても、申請した事実(仮番号)があれば保険が適用されるとのこと。

仮番号は「numéro provisoire」「numéro temporaire」などと言えば通じます。

ちなみにSécurité social番号(カード)が間に合わなくても、雇用契約を結ぶ際に雇用主が仮手続きをしてくれます。

しかしあくまでも一時的なものなので、のちほど自分のSécurité social番号が手に入ってから紐付けをする必要があります。

早く来い来いSécurité socialカード…

 

住所証明

住所証明はガスや電気、家賃などの領収書でOKです。

あなた自身の名前と住所がきちんと記載されていることを確認しましょう。

 

銀行口座番号

銀行口座を開設するのは『LCL』が簡単でした!

必要になったのは

  • ID(パスポート)
  • 住所証明

くらいだったと思います。

ただし登録にあたってかなりたくさん質問されるので、フランス語に自信がない場合は話せる人と同行するのが良いと思います。

また、給与支払いは振込みだけでなく小切手でも可能な場合があります。

ひとまず小切手でもらっておいて、口座が出来るのを待つのも良さそうです。

口座開設の予約(Rendez-vous)を取るまでに2週間ほどかかりましたが、手続きをしたその場で口座ができ、1週間以内にはネット手続き用のパスワードなどが郵送されてきました。

 

フランスで仕事する時の注意点

実際にフランスで仕事する上で知っておきたいことをまとめました。

 

雇用形態はたくさんある!契約書をよく確認

基本として知っておきたいのが『CDI』『CDD』という雇用形態です。

CDIは期間限定なしの契約で、CDDは期間限定ありのものです。

CDIにも「CDI à temps plein」(週35時間のフルタイム)と「CDI à temps partiel」(パートタイム)があります。

CDI à temps pleinは契約書がない場合もあります(要求すればもらえる)が、他の契約形態はすべて契約書があります。

CDD契約期間中にCDIの仕事が決まった場合は、その契約書を見せれば期間途中でもCDDの仕事を辞めることができます。

素敵システム!

 

どの契約でも最初の1週間や1ヶ月など試用期間が設けられていて、その期間内であれば契約を破棄することができます。

反対に本契約した後では契約内容を変更したりするのが難しくなるそうなので、労働内容、給与などはよくよく確認しておきましょう。

 

ちなみにCDI à temps pleinの最低賃金(SMIC)は手取りで月1,200ユーロとなっています。

天引きされる項目数がハンパないですヨ〜!

職種によってかなり給与の違いがありますし、職種ごとに給与が統一されているのも特徴的です。

(日本のように同じ職種でも会社によって給与が違うというようなことはありません。)

CDIやCDDの中にも細かい契約形態の違いはありますが、ひとまずこの2つの違いをおさえておけばOKだと思います。

 

交通費は出ないか半額(しかも条件あり)

日本では交通費支給のところがほとんどだと思いますが、フランスはそうでもありません。

支給してくれても半額までだし、しかも定期券でないとダメなのです。

ちょっとケチよね…

しかし飲食店の場合は基本的にまかない付きのところが多いようです。

 

残業代についても知っておく

フランスの労働法では週35時間以上の労働は「残業」となって、残業代は非課税です。

残業代は+1〜8時間までは通常の25%増し、それ以上は50%増しになります。

これを聞くと、進んで残業したくなりますネ…。

しかし滅多に残業はありません。

時間きっかりで帰されますヨ!

もしも「残業や休日出勤したのに給与にカウントされてない!」という場合は、すぐに雇用主に伝えましょう。

「来月足しとくから」とか言われても「Non」です。

”フランスの契約知らないだろう”とかで足元を見られる場合もあるので、知識は備えておきましょう。

RTTといって、残業代の代わりに有給休暇をもらえるシステムもあるようです。

 

フランスで仕事を探すには?

フランスで仕事を探すには、インターネットが主流なようです。

「職業名 emploi」などで検索すると、いろいろなサイトが見つかるので試してみてください。

Indeedは登録しておくと毎日新着情報を送ってくれるので、とりあえず登録しておくのも良いかと思います。

OFIIの市民講座の先生は「飛び込み営業もかなり効果的よ」と言っていました。

(勇気がある人はどうぞ)

 

・・・・・

フランスでの仕事について、私のわかる範囲でざっとご紹介しました。

私も最初は分からないことだらけで雇用主にかなり助けてもらったので、この記事を通してこれから仕事をがんばりたい人のお役にたてれば光栄です。

 

ごきげんよう

 

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